公開日: |更新日:
注文住宅の構造の特徴とメリット・デメリットをまとめました。木造・鉄骨造・RC造の3つを取り上げています。価格相場についても紹介していますので、注文住宅づくりの参考にしてみてください。
注文住宅の構造には、どのようなものがあるのでしょうか。主に、木造・鉄骨造・RC造の3種類があります。それぞれに特徴やメリット・デメリット、価格相場が異なっています。
木造とは、住宅の主要な骨組みに木材を使用している構造のことを指します。日本では古くから採用されている構造です。
木造住宅の工法には、木造軸組工法、木造壁組工法(2×4工法、2×6工法など)、木造丸太組工法(ログハウス)の3種類があります。
木造のメリットには、以下の3つが挙げられます。
木造は、鉄骨造やRC造と比べて価格が安いです。熱伝導率が低くて断熱性が高いため、室温を快適に保ちやすいという特徴もあります。また、木材のリラックス効果や香りによる効能が期待できます。
一方デメリットは、以下の2つです。
木造住宅の耐震性を向上させるには、地震に強い工法を採用したり、質の高い木材を使用したりする必要があります。制震システムを取り入れることを検討することも大切です。また、シロアリ被害を受けやすいため、定期的な点検が必要になります。
木造住宅の坪単価の相場は、木造軸組工法が50~70万円、木造壁組工法が30~60万円ほどです。
※参照元:SUVACO株式会社(https://suvaco.jp/manabiya/housing-structure-191003)
鉄骨造とは、住宅の主要な骨組みに鉄筋を使用している構造のことを指します。住宅はもちろん、高層ビルや橋梁などにも用いられる構造です。
鉄骨造の工法には、軽量鉄骨構造、重量鉄骨構造、鉄骨系ユニット工法の3種類があります。
鉄骨造のメリットには、以下の2つが挙げられます。
鉄は強度が高い素材なので、鉄骨造により柱や壁のない大きな空間をつくりやすいという特徴があります。また、木材と比べると耐震性も上げやすいです。
それに対して、デメリットは以下の3つです。
鉄骨造は、木造と比べると価格が高くなります。イメージと異なるかもしれませんが、木造よりも耐火性は低いです。また、木造と比べると熱を伝えやすくて断熱性が低いので、室内の冷暖房効率が悪くなりやすい点もデメリットとなります。
鉄骨造の坪単価の相場は、50~80万円といわれています。
※参照元:SUVACO株式会社(https://suvaco.jp/manabiya/housing-structure-191003)
RC造とは、住宅の主要な骨組みに鉄筋を使い、コンクリートを流して組み立てた構造のことです。「鉄筋コンクリート造」とも呼ばれています。住宅だけではなく、高層ビルや大型建造物などにも用いられる構造です。
RC造の工法には、軸組工法と壁組工法の2種類があります。
RC造のメリットには、以下の3つが挙げられます。
RC造は強度が高くて、柱や壁を少なく、梁を長くできるので、大きな空間をつくりやすいという特徴があります。また、木造と比べると耐震性も上げやすいです。さらに、全面コンクリートで覆われるため、耐火性・防音性・気密性が高い点もメリットとなります。
デメリットは、以下の3つです。
RC造は、木造や鉄骨造と比べて価格が高く、工期も長くなります。重量が重いので強固な地盤も必要で、地盤改良工事が必要になることもあります。
また、熱伝導率が高くて断熱性が低いため、しっかりと断熱材を入れないと夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。結露やカビが発生しやすいため、対策も必要になるでしょう。
RC造の坪単価の相場は、60~100万円以上といわれています。
※参照元:SUVACO株式会社(https://suvaco.jp/manabiya/housing-structure-191003)
平屋を建てるなら

三島工務店
カフェスタイルなら

タナハシ大福建築
保証重視

サティスホーム岐阜
※三島工務店の選定基準:図面作成から、ヒアリングから設計、施工まで全て代表が対応し、1人の建築士と何度でも相談できる瑞穂市に本社がある工務店(2021年4月時点)
※タナハシ大福建築の選定基準:気密性能・断熱性能(C値0.33、UA値0.46)の性能がもっとも高い瑞穂市に本社がある工務店(2021年4月時点)
※サティスホーム岐阜の選定基準:24時間365日アフターメンテナンスサポートダイヤルを設置しており、瑕疵担保責任以外にも、責任設計保証10年、火災保険・損害保険(工事期間中)、住宅完成保証制度、地盤保証10年、白蟻駆除保証(完成後5年間)の保証が付いている瑞穂市に本社がある工務店(2021年4月時点)