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ここでは、平屋住宅が人気を集めている主な理由をご紹介しています。
国土交通省の発表によると、平屋住宅の着工件数は年々増加しています。2011年からの約10年で、その件数は年間約2倍まで急伸しました。「平屋は狭い」という否定的なイメージをお持ちの方もいると思いますが、その一方で、平屋のニーズは着実に増え続けているのが現状です。
2020年からのコロナショックにより、新築住宅の着工件数が一時減少していたものの、2021年には10か月連続で前月の着工件数を更新。新築住宅のニーズは、再び上昇傾向へと転じています。
注目すべきは、新築平屋住宅のニーズの伸び。かつては老後のための住宅というイメージがあった平屋住宅ですが、近年では若いファミリー層からも平屋住宅が注目されています。
平屋住宅に人気が集まっている主な理由を4つほど見てみましょう。
国土交通省が発表している建築着工統計調査によると、2011年に約28,000棟だった平屋住宅の着工件数は、その約10年後の2021年、約55,000棟まで増加しています(※)。わずか10年余りで、平屋住宅の着工件数が約2倍に伸びた格好です。
平屋住宅の着工件数を増やした一要因が、若い世代における住宅観の変化。新型コロナの影響によるテレワークの普及が、若い世代の住宅観に変化をもたらした、という理由です。
テレワークが可能となれば、都心部のワンルーム等に住む必要性は薄れます。やや郊外に広い土地を買い、コストの低い必要最小限のコンパクトな家を建て、ゆとりのある生活を送りたいと考える人も出てくるでしょう。
家族間のコミュニケーションの取りやすさや老後の生活のしやすさなど、現実的な視点を持つ若者世代が増えてきたこともあり、平屋住宅が注目を集めているようです。
※参照元:ダイヤモンド・オンライン(https://diamond.jp/articles/-/314056)
人口の多い団塊の世代の多くが定年退職を迎え、住みやすい平屋を求める人が多くなったことも平屋が人気の理由です。
定年退職を迎えた世代では、今でこそ健康に過ごしていたとしても、いずれは自分の体が徐々に弱っていく可能性を感じています。老後生活において、バリアフリー仕様のコンパクトな平屋住宅は、ムダがなく実用性の高い理想の住まい。たとえ2階建ての家を建てても、2階部分を有効活用できるかどうかは分かりません。
団塊の世代の第2の家として、平屋住宅が注目されています。
たとえば、同じ35坪の住宅だったとしても、階段がある場合には階段部分が非住居スペースとして占められるため、平屋に比べて利用できる空間が狭くなります。
逆に、同じ35坪の住宅で階段のない場合には、階段部分のデッドスペースがなくなる分、空間を広く有効に使えます。上下を移動する必要もなくなるなど、様々な合理的理由によって平屋が選ばれることもあります。
耐震性を基準に考えた場合、必要となる壁や柱の量は、平屋と2階建てでは大きく異なります。
たとえば瓦などの重い屋根を採用した場合、平屋にかかる必要壁量係数は15。対して2階建てにかかる必要壁量係数は、1階部分が33で2回部分が21。2階建てに比べ、平屋は壁の量も柱の量も圧倒的に少なくて済むため、耐震性を基準とした場合には有利な選択肢となるでしょう。
また、耐震に必要な壁や柱が少なくて済むということは、すなわち間取り・設計の自由度も高まるということです。
これら耐震性と間取りの自由度における優位性からも、近年は平屋が注目されています。
平屋住宅が注目されている主な理由をご紹介しました。
住宅の好みは人それぞれなので、「2階建てよりも平屋が良い」と言うことはできません。ただし、あまりよく比較せずに平屋を選択肢から除外してしまうのは、大変もったいない話。多くの人たちから急速に平屋が人気を集めている理由もしっかりと考慮の上、家族にとっての最適な注文住宅を検討していきたいものです。
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