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こちらでは注文住宅に関して、施主が予め知っておくべき各種の基礎知識をご紹介します。間取りの決め方や工務店とハウスメーカーの違い、保険などに関する事柄を取りまとめていますので、ぜひご覧ください。
注文住宅は間取りを自由に決めることができるのが大きな魅力ですが、後から「失敗した!」となるケースも少なくありません。主なポイントは以下の通り。
といった点が挙げられます。
注文住宅はまず土地探しから始め、地盤調査や、どのような家が建てられるかを調べる「敷地調査」も不可欠。また、古い建物が建っている「古家付き」の場合、解体費用が別途必要なのかも要確認。
その上で、注文住宅ならではの一番のポイントとなる、住宅のプランニング。間取りやデザイン、設備といった項目を、施工を依頼する業者物件をとともに作成していきます。
加えて資金計画も重要なポイント。どのような住宅ローンを組むのか、頭金や月々の返済額などを、専門家とともに検討するのがよいでしょう。それらのプロセスを経て、着工、棟上、竣工、引き渡し、入居となります。
住宅ローンとして人気の長期固定金利「フラット35」の利用者を対象とした調査において、注文住宅の建築費用の全国平均は3,534万円。また首都圏エリアは全国平均を上回っており3,808万円という数字になっています。
これらの数字はあくまで平均値であり、実際の費用は様々な要素によって左右されますが、資金計画やデザイン、間取り決めの際、参考になるのではないかと思われます。
参照元:2020年度 フラット35利用者調査
(https://www.jhf.go.jp/files/400357456.pdf)
阪神淡路大震災や東日本大震災の影響もあり、住宅の耐震性はますます重要視されています。現在の耐震基準は等級1、等級2、等級3の3種類があり、最低レベルの等級1でも数百年に一度発生する大規模な地震に耐えられる程度の耐震性とされています。等級2はその1.25倍。等級3は1.5倍となっています。
もうひとつ、耐震性は建物自体の強さなのに対し、地震の揺れを受けながら衝撃を逃がす「免震性能」にも注目が集まっています。
一般的には工務店はその地域に密着しており、ハウスメーカーよりも事業規模は小さめなものの、費用はよりリーズナブル。ただし技量は千差万別という傾向もあります。
ハウスメーカーは全国規模で住宅事業を展開しており独自の技術やブランドなども確立されています。それゆえ広告費や人件費などが住宅価格に上乗せされることになり、費用は工務店より高めとなります。
どちらがよいかは一概に言い切れず、それぞれの長所と短所踏まえた上で、どちらがご自分の家づくりに適しているかを判断することが重要です。
注文住宅に関して、消費税は土地の購入にはかかりませんが、建物や設備類には課税されます。また物件入手時にかかる税金としては、各種契約書に貼る印紙にかかる「印紙税」、不動産登記にかかる「登録免許税」、不動産を新規に取得した際にかかる「不動産取得税」があります。
また不動産を保有する者に毎年課税される税金として「固定資産税」および「都市計画税」があります。ただし住宅の場合、一定の条件を満たしていれば軽減措置が利用できるようになっています。
一戸建て住宅の保険として基本となるのは「火災保険」。その上で、さらに補償内容を充実させるために追加または付帯で加入するのが「家財保険」と「地震保険」になります。
火災保険は火災に対する補償はもちろんですが、落雷などの被害もカバーされます。その上で、保険会社や保険商品などによっては、暴風や雪害などにも適応範囲を広げるといったことも可能です。
家財保険は、火災保険では補償されない家財や家電などをカバー。例えば美術品や希少性の高い貴金属、自動車などを所有している方にはうってつけとなっています。
地震保険は名称の通り地震の被害を補償するもので、地震による津波や火災の被害にも適用。参考までに、火災保険は地震によって起きた火災は補償対象外となりますので要注意です。
注文住宅の構造には、主に木造・鉄骨造・RC造の3種類があります。
木造は住宅の主要な骨組みに木材を使用している構造のこと、鉄骨造は住宅の主要な骨組みに鉄筋を使用している構造のこと、RC造は住宅の主要な骨組みに鉄筋を用いてコンクリートを流して組み立てた構造のことです。これら3つの構造は、メリット・デメリットが異なっています。
坪単価の相場は、それぞれ30~70万円、50~80万円、60~100万円以上です。
※参照元:SUVACO株式会社(https://suvaco.jp/manabiya/housing-structure-191003)
省エネ住宅かどうかを判断するための基準には、住宅の省エネルギー基準・低炭素建築物の認定基準・住宅トップランナー基準の3つがあります。
ベースになる基準が「住宅の省エネルギー基準」で、それを上回る基準が「低炭素建築物の認定基準」と「住宅トップランナー基準」という位置付けです。
それぞれの特徴を解説していますので、注文住宅づくりの参考にしてみてください。省エネ住宅における快適さ・断熱・遮熱・換気の4つのポイントも紹介しています。
注文住宅で設計できる住宅の種類には、大きくわけて「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2つがあります。
フルオーダー住宅は完全自由設計で施主の好みを反映させやすく、セミオーダー住宅はすでにあるプランをカスタマイズしながら注文住宅を完成させていくタイプです。
また注文住宅に似た種類として、「規格住宅」もあります。このページでは2種類の注文住宅と規格住宅について、特徴を解説します。
注文住宅では、予期せぬトラブルが起こるものです。工期の遅れや近隣住民からのクレーム、図面との相違など…トラブルは決して気持ちが良いものではないため、できるだけ起こらないようにすることが大切です。
ここでは注文住宅で起こりやすいトラブルの内容と対処法、そしてできる限りトラブルを防ぐための方法を紹介しています。
平屋のメリットは、コミュニケーションを取りやすい環境ができることやバリアフリーが実現することが挙げられます。ただし、平屋で3LDKなど部屋数の多い家を建てる場合は、広い敷地が必要です。土地代が高くなります。またすべてが一階にあるため、外から室内が見えやすく、プライバシーを確保するには工夫が必要です。平屋のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
平屋は侵入する開口部が一階にすべてあることから、空き巣が入りやすい構造です。平屋を建てる際は、防犯について学ぶ必要があります。凹凸のあるデザインにすると、空き巣が隠れる場所を提供することになるため、シンプルなデザインがおすすめです。外に面した窓を少なくして中庭を作るなど、防犯に強い間取りにしましょう。平屋におすすめの防犯対策をまとめました。
平屋は、周囲の建物より高さが低いため、日当たりが悪くなりやすいといわれています。しかし、土地や間取りに気を付けることで、日当たりの良い平屋を建てることは可能です。生活シーンを考えると、リビングや和室は日当たりの良い場所に作ると快適ですが、寝室に日当たりは関係ありません。日当たりが悪くなる原因と対策について紹介しています。
平屋は階段がないため掃除がしやすいと思われがちです。しかし、平屋でも間取りによっては掃除がしにくいことがあります。掃除がしやすい間取りのポイントは、ダイニングやリビングの凹凸を減らすこと、照明にダウンライトを採用すること、凹凸のないコンロや掃除しやすい換気扇を採用することなどがあります。掃除のしやすい平屋の間取りについて解説しました。
平屋では、洗濯の「洗う・干す・畳む・しまう」という動作をする際に、2階との行き来をする必要がありません。洗濯動線をシンプルに設計しやすいというメリットがあります。洗濯動線をシンプルにするには、「洗う・干す」の動作の距離を短くすることが大切です。また、畳んでしまう際の動線もポイントです。平屋での洗濯動線のポイントを紹介しています。
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※三島工務店の選定基準:図面作成から、ヒアリングから設計、施工まで全て代表が対応し、1人の建築士と何度でも相談できる瑞穂市に本社がある工務店(2021年4月時点)
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